イスラエルと日本を結ぶエルアル航空の直行便が2日、成田空港に到着した。両国間で定期直行便の開設は初めて。当初、2020年3月に就航予定だったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で延期されていた。
 在日イスラエル大使館によると、両国間の旅行者の往来は12年以降コロナ禍前までは着実に増加し、19年には12年の約3倍に相当する計7万2000人に達していた。
 直行便は商都テルアビブ発着で週2往復運航する。成田空港で乗客らを出迎えたコーヘン駐日イスラエル大使は「両国の友情の懸け橋の一つであり、人的交流を促すこととなる」と述べた。 (C)時事通信社