【パリ時事】世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は3日の記者会見で、新型コロナウイルスの起源特定に向けた調査を「断念していない」と述べた。2019年12月に最初の感染が確認された中国に「必要な調査を行い、結果を共有するよう引き続き求めていく」とも強調した。
 起源を巡っては、動物からの感染説や、中国の武漢研究所からの流出説がある。テドロス氏は「すべての仮説が排除されていない」と指摘した。 (C)時事通信社