新型コロナウイルス対策を助言する厚生労働省の専門家組織「アドバイザリーボード」の会合が8日開かれ、新型コロナの感染症法上の位置付けを「5類」に移行した後の感染対策を公表した。「外出時はマスクを携帯し必要に応じて着用する」ことなど「五つの基本」をまとめ、提言した。
提言は脇田隆字・国立感染症研究所長ら専門家有志がまとめた。マスクの着脱は「地域の流行状況や周囲の混雑状況、不特定集団の中かどうかなどを考慮する」とした。
このほか「体調不安や症状がある場合は自宅療養や医療機関を受診」「不特定多数の人が集まる場所の換気や3密回避」「手洗いや手指消毒」「健康状態に応じた適度な運動」を求めた。 (C)時事通信社
5類移行後「五つの基本」=新たな感染対策で専門家―新型コロナ

(2023/03/08 20:58)