脳神経外科手術でPviはSVVと同等の輸液反応性指標=米マシモ〔BW〕
【ビジネスワイヤ】非侵襲的モニタリング技術大手の米マシモは、同社の非侵襲的・連続的なPvi(脈波変動指標)を脳神経外科患者の輸液反応性指標として評価する研究の結果を発表した。インドのバティンダとポンディシェリの機関に所属する医師グループが実施した研究では、テント上脳腫瘍の選択的開頭術を受ける成人患者を対象に、目標指向型輸液療法(GDFT)の指針として、PViと侵襲的なSVV(1回拍出量変化)を比較。その結果、PViとSVVは同等の効果が認められた。術中に投与された輸液量はSVV群で有意に多かったが、血清乳酸値や脳リラクゼーションスコア、入院期間などは両群間で同程度であった。またSVVとPViの間には中程度以上の相関関係が見られた。結果はBritish・Journal・of・Neurosurgery誌に掲載された。(C)時事通信社
(2023/03/10 08:25)