【ビジネスワイヤ】カナダのジャック・コレンダ医師とルックス・バイティー・ワールドワイドは、同医師らが開発した「ステリウエーブ(Steriwave)鼻腔(びくう)脱コロニー化療法」が、新型コロナ対策に役立っていると発表した。同療法は、加オンディン・バイオメディカルが開発したステリウエーブ鼻腔光殺菌法を基に、コレンダ医師とジョセップ・アルジェミ医師(スペインのナバラ大学病院)が作成した、新型コロナ治療プロトコル。ステリウエーブは、バンクーバー総合病院で10年以上にわたり、手術部位感染の防止に使用されてきた。同プロトコルは、ナバラ大学病院による臨床試験で、前鼻腔の新型コロナウイルス量を大幅に低減し、症状を迅速に解消する効果が確認済み。ロックバンド「KISS(キッス)」のワールドツアーにおける感染と拡散の防止、またカナダにおける患者治療で成果を上げている。(C)時事通信社