Pviは幼児の脳手術で輸液反応性の信頼できる予測因子=米マシモ〔BW〕
【ビジネスワイヤ】非侵襲的モニタリング技術大手の米マシモは、同社の非侵襲的・連続的なPvi(脈波変動指標)を、幼児脳神経外科患者の輸液反応性の予測因子として評価する研究の結果を発表した。北京大学第一医院のグループが実施した研究では、脳神経外科大手術と機械的換気を受ける1~3歳の小児患者を対象に、輸液投与の前後で容積ベースのPViのほか、圧力ベースの方法を比較。その結果、PViと△Vpeak(大動脈最大血流速度の呼吸性変動)は心係数(CI)の上昇でみた輸液反応性の予測因子として信頼性を示したが、SVV(1回拍出量変化)、Eadyn(動的動脈エラスタンス)、PPV(脈圧変動)は示さなかった。結果はPediatrics・International誌に掲載された。(C)時事通信社
(2023/03/14 08:16)