厚生労働省と文部科学省は17日、今春卒業予定の大学生の就職内定率が、2月1日時点で90.9%だったと発表した。新型コロナウイルス禍で停滞した経済社会活動の正常化が進み、2年連続で改善した。
 内定率は、就職希望者に対する内定者の割合。前年同時期を1.2ポイント上回り、厚労省の担当者は「求人状況が改善し、高い水準となった」と指摘した。コロナ禍で2021年3月卒は89.5%に落ち込んだが、その後は上昇が続いている。 (C)時事通信社