日本相撲協会は30日、東京都内で理事会を開き、協会が定める新型コロナウイルス対策のガイドラインについて、感染症法上の位置付けが「5類」に移行する5月8日から原則撤廃することを決めた。大相撲夏場所(5月14日初日、東京・両国国技館)前の横綱審議委員による稽古総見(一般公開なし)も開催。稽古総見は2020年初場所前に実施されて以来となる。
 当初、協会員の不要不急の外出を原則禁止とすることなどが定められたガイドラインは、政府の指針に沿って段階的に緩和されてきた。 (C)時事通信社