【ビジネスワイヤ】武田薬品工業は、第147回定時株主総会に提案する取締役候補者を発表した。今年2月に日本マイクロソフトの代表取締役社長に就任した津坂美樹氏が新候補となる。同社は、取締役会における性別、国籍、スキル、経験における多様性を重視しており、津坂氏の取締役会への参画によってガバナンスを強化していく。同社の製品戦略部長や医薬営業本部長などを経て代表取締役日本管掌を務めている岩崎真人氏は、退任の意向を表明している。その他の監査等委員でない現任の取締役は、全員の再選が提案される。監査等委員である取締役4人は、2024年に開催される第148回定時株主総会までの任期がある。(C)時事通信社