政府は新型コロナウイルスの水際措置を5月8日に終了する方向で調整に入った。新型コロナ感染症法上の位置付けを季節性インフルエンザと同じ「5類」に変更することに伴う措置。ただし、新たな感染症流入を監視するため、発熱やせきの症状がある人に対し、任意でゲノム解析を行う仕組みを設ける。4月3日にも発表する。政府関係者が31日、明らかにした。
 現在、日本への入国者にはワクチン3回分の接種証明か出国前72時間以内の陰性証明の提出を求めているが、5類引き下げに伴い、これらの措置は終了する。 (C)時事通信社