2025年大阪・関西万博を運営する日本国際博覧会協会(万博協会)は6日、会場内での支払い手段を、現金以外のクレジットカードやQRコードなどに限る「キャッシュレス」にすると発表した。売店などのレジの混雑解消や、非接触による感染症予防が狙い。
万博でのキャッシュレスの全面導入は初という。学生や高齢者などキャッシュレス決済手段を持たない人には、プリペイドカードを販売する。
万博独自のスマートフォン用電子マネーアプリも導入し、買い物などに使ってもらう。利用ランクに応じて、会期中に開催される体験プログラムなどに参加できる特典を用意する。
万博には25年4月から半年間の会期中に約2820万人の来場が見込まれている。 (C)時事通信社
万博会場、キャッシュレス限定=混雑解消や感染症予防で―協会

(2023/04/06 17:12)