IPF事業に向け慈恵医大とエクソソーム関連で合意=米AGCバイオロジクス〔BW〕
【ビジネスワイヤ】バイオCDMO(医薬品開発製造受託機関)のグローバル大手である米AGCバイオロジクスは、東京慈恵会医科大学と業務委託契約を締結したと発表した。AGCバイオのミラノの研究拠点で、特発性肺線維症(IPF)の治療に焦点を当てた医薬品に関する技術移転と採算性調査を行う。AGCバイオの同研究所は細胞・遺伝子分野で30年の経験を持ち、複雑な先端治療プロジェクトに関する専門知識を有する。慈恵医大が研究を進めているエクソソームは、ターゲットを絞った薬物送達のアプローチの可能性を秘め、大規模な商業展開が可能な細胞・遺伝子療法の実現を促進するものと有望視されている。(C)時事通信社
(2023/04/10 15:49)