第一生命保険など生保各社は12日、新型コロナウイルス感染者への入院給付金を、自宅などで療養する「みなし入院」にも支払う特例措置を廃止すると発表した。新型コロナ感染症法の位置付けが「5類」に引き下げられる5月8日に合わせて実施する。
 生保各社は現在、妊婦や65歳以上の高齢者など、重症化リスクの高い人を対象にみなし入院でも特例として入院給付金を支払っている。だが、新型コロナ感染症法上の見直しに伴い、対応の見直しを検討していた。 (C)時事通信社