【ニューデリー時事】インド西部ムンバイ近郊で16日に行われた地元政府主催のイベントで、多数の参加者が熱中症により病院に搬送され、17日までに少なくとも13人が死亡した。地元メディアが報じた。野党からは、炎天下での屋外開催を批判する声が上がっている。
報道によると、16日はマハラシュトラ州政府が福祉分野や文化面などで功績のあった民間人をたたえる行事を開催。集まった数十万人が昼前後の数時間、屋外で座っていた。気温は最高38度に達したという。
同州のシンデ首相はツイッターに「全く予期しなかった痛ましい出来事」と投稿。一方、野党・国民会議派は「(開催は)犯罪的行為で、責任を追及すべきだ」と非難した。インドは例年4~6月ごろ酷暑に見舞われ、毎年多くの人が亡くなっている。 (C)時事通信社
政府行事で熱中症、13人死亡=炎天下で数十万人屋外に―インド西部

(2023/04/18 06:20)