政府は18日、岸田文雄首相と全閣僚で構成する「こども政策推進会議」の初会合を開催した。関連施策の方針を定める「こども大綱」の策定に向け、こども家庭庁の審議会で議論を開始することを確認。首相は、審議会での検討結果を会議に報告するよう小倉将信担当相に指示した。
 大綱は5年程度を見据えた子ども政策の中長期の基本的な方針や重要事項を定めるもので、政府は秋以降の閣議決定を目指している。首相は会議で「子どもや若者の最善の利益を第一に考え、『こどもまんなか社会』を実現する」と述べた。 (C)時事通信社