新たな感染症危機に備えるための改正新型コロナウイルス対策特別措置法と改正内閣法が21日の参院本会議で、自民、公明両党と日本維新の会などの賛成多数で可決、成立した。感染症対策の司令塔となる「内閣感染症危機管理統括庁」新設が盛り込まれた。政府は9月1日にも発足させる。
松野博一官房長官は記者会見で「国と地方が一体で迅速・的確に対応できる体制を確保し、次の感染症危機の備えに万全を期す」と強調。立憲民主党や共産党などは「司令塔機能の実態がない。政治的パフォーマンスの域を出ない」と反対した。 (C)時事通信社
「感染症統括庁」9月にも発足=改正コロナ特措法成立

(2023/04/21 13:03)