JR東日本、東海、西日本3社の2023年3月期連結決算が28日、出そろった。3社とも前期比2~5割の増収で、純損益は通期として3年ぶりの黒字となった。経済活動正常化で旅客需要が持ち直し、前例のない巨額赤字に陥ったコロナ禍からの脱却にようやくめどが付いた。ただ、コロナ前水準の鉄道利用回復は見通せない状況だ。 (C)時事通信社