東日本、中日本、西日本、本州四国連絡の高速道路4社は8日、ゴールデンウイーク期間(4月28日~5月7日)の高速道路の渋滞状況を発表した。全国主要40区間の1日平均交通量は4万2000台で、前年同期(4月29日~5月8日)より6%増加。新型コロナウイルス流行前の2019年(4月26日~5月5日)と比べても81%にまで戻った。
 10キロ以上の渋滞は285回で、前年(284回)とほぼ横ばい。高速会社では、後半の5連休で利用が分散したことに加え、交通量が増えたのは主に地方の高速道路だったことから、渋滞の大幅増にはつながらなかったと分析している。
 最も長い渋滞は、3日午前9時ごろに関越自動車道下り線の藤岡ジャンクション(群馬県藤岡市)付近を先頭に発生した54キロだった。 (C)時事通信社