【パリ時事】世界保健機関(WHO)は10日の専門家会合で、天然痘に似た症状の感染症「サル痘(エムポックス)」を巡り昨年出した緊急事態宣言について、解除の是非を協議した。結果は近く公表される見通し。
 会合の冒頭、WHOのテドロス事務局長はビデオメッセージで「(エムポックスの)感染拡大防止策は、着実に前進している」と評価。過去3カ月の感染者数が、その直前の3カ月と比べ9割近く減少したと述べた。 (C)時事通信社