先進7カ国(G7)保健相会合が13日、長崎市で開幕した。会合は2日間の日程で、新型コロナウイルスの世界的流行を踏まえ、将来的な「公衆衛生危機」への備えと、「ポスト・コロナ」の保健システム強化について話し合う。
 議長を務める加藤勝信厚生労働相は開幕のあいさつで、「コロナパンデミックの発生から3年が経過し、保健医療分野への関心はかつてないほど高まった。会合ではG7各国が目指すべき方向性と行動について成果文書にまとめたい」と述べた。 (C)時事通信社