政府は17日、「こども未来戦略会議」(議長・岸田文雄首相)の第3回会合を首相官邸で開き、「異次元の少子化対策」の具体策やその財源の考え方を示す「こども未来戦略方針」を策定することを決めた。6月に取りまとめる経済財政運営の基本指針「骨太の方針」に反映させる考えで、焦点となっている安定財源の確保について、来週以降の会合で本格的な議論に入る。
 岸田首相はこの日の会合で、「少子化はわが国が直面する長年の問題であり、これ以上放置することはできない」と強調した。 (C)時事通信社