人工多能性幹細胞(iPS細胞)から作った心筋細胞をシート状にして心臓病患者に移植する治験を進めていた大阪大のチームは19日、計画していた8人への移植手術を全て完了したと発表した。現時点で重大な副作用や細胞のがん化はみられず、うち7人は症状が改善したという。2025年までの実用化を目指すとしている。 (C)時事通信社