【ビジネスワイヤ】希少疾患と救命救急診療での統合医療を手掛けるオーストリアのAOPヘルスは、骨髄の造血幹細胞に発生する希少ながん、真性赤血球増加症患者の一貫した血液学的反応に関する新たな知見を発表した。これは、同社の臨床試験「CONTINUATION-PV」の結果にも基づくもので、欧州血液学会(EHA)2023年年次総会での発表は、論文の筆頭著者であるウィーン医科大学のハインツ・ギスリンガー教授が行った。臨床試験は、血栓性合併症を最小限に抑えるために推奨される末梢(まっしょう)血球数の目標値に達していた期間の割合に着目した。この縦断的解析は、PVの血栓リスクを評価する新たな手法で、長期治療による反応の変動を考慮している。(C)時事通信社