新型コロナウイルスワクチンの購入費用など2021年度の一般会計と特別会計から支出された約5兆989億円の予備費が24日、参院本会議で与党などの賛成多数で承諾された。衆院では既に承諾されている。
 政府は23年度予算でもコロナ・物価高対策とウクライナ情勢対応などで計5兆5000億円の予備費を計上。巨額計上が常態化した予備費に対しては「財政民主主義に反する」との批判がある。 (C)時事通信社