マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」を利用できる全国の医療機関のうち、約6割がシステム上のトラブルを経験していることが30日までに、全国保険医団体連合会の調査で分かった。別人の情報がひも付けられたミスも少なくとも37件あった。
 調査は、同連合会に所属する医療機関を対象に実施。2874施設から回答があり、うち2385施設がマイナ保険証を利用していた。59.9%に当たる1429施設がシステム導入後に「トラブルがあった」と答えた。 (C)時事通信社