ロシアの独立系メディア「メドゥーザ」は1日、大統領府がモスクワ市西部にある傘下の「中央臨床病院」敷地内に防空壕(ごう)を新設する計画だと伝えた。病院は、郊外の大統領公邸と中心部のクレムリン(大統領府)の間に位置。防空壕はウクライナ侵攻下、プーチン大統領ら要人の避難場所に使われる可能性がありそうだ。
 計画は公共事業サイトに掲載された。完成は今年12月下旬の予定で、プーチン政権は侵攻の長期化を見据えているもようだ。機密情報のやりとりに耐える通信機器を設置するという。 (C)時事通信社