【ビジネスワイヤ】精密エクスポソーム医療の米ライナスバイオは、ワイエイシイホールディングス(東京都昭島市)からの10億円の出資を伴う提携契約を締結したと発表した。この提携で、ライナスバイオは計800万ドルの追加資金調達を完了し、ここ18カ月の資金調達総額は2550万ドルとなった。調達した資金は、国際パートナーシップの拡大と、早期自閉症診断支援検査ツール「StrandDx・ASD」の生産拡大に充てられる。この診断支援検査ツールは、自閉症で出生する可能性を80~90%の精度で特定し、個別の治療方針決定に役立つ。この検査ツールは、米食品医薬品局(FDA)のブレークスルー指定を受けており、薬事未承認検査として2024年前半に一般への提供開始を目指している。(C)時事通信社