埼玉県所沢市は14日、後期高齢者医療制度に加入する80代女性が他人のマイナンバーとひも付けられ、受け取るはずだった医療・介護関連の給付約5万7500円が、他人の公金受取口座に振り込まれるミスがあったと発表した。市は女性側に謝罪した上で改めて振り込むとともに、誤って振り込んだ相手と連絡を取って返金を求める。
市が2015年、女性のマイナンバーを登録しようとしたところ、同姓同名で生年月日が同じ他人の番号と誤ってひも付けた。女性は市外に転出した後だったため、市役所内に確認用のデータがなく、住所のチェックも不十分だったとみられる。 (C)時事通信社
他人のマイナ口座に振り込み=医療・介護給付の5万円―埼玉県所沢市
(2023/07/14 19:45)