宮城県は19日、大崎市の永仁会病院を利用していた40~90代の男女6人がレジオネラ菌に感染し、うち1人が死亡したと発表した。病院の空調設備からレジオネラ菌が検出されており、県が感染との関連を調べている。
 県によると、6人は6月下旬~7月中旬に大崎保健所にレジオネラ症の届け出があった。死亡したのは通院患者の80代男性。4人は回復に向かっているが、入院患者の40代女性が重症という。
 同保健所による調査で、屋上に設置された空調設備から、目安値の68万~97万倍の菌が検出された。 (C)時事通信社