【ワシントンAFP時事】米ニューヨーク大の移植医療研究チームは14日、遺伝子操作した豚の腎臓を脳死者に移植する実験で、移植した腎臓が機能した期間が61日と、これまでで最長を記録したと発表した。実験結果を受け「将来に期待が持てる」としている。
手術は7月に行われた。実験では、移植による急激な拒絶反応を抑えることに成功したという。同チームは2021年9月、遺伝子操作した豚の腎臓移植を世界で初めて実施しており、こうした異種移植実験は今回が5例目。 (C)時事通信社
豚の腎臓、61日機能=脳死者への移植で最長を記録―NY大

(2023/09/15 16:53)