【ブラザビルAFP時事】アフリカ中部コンゴ共和国で、天然痘に似た症状の感染症「エムポックス(サル痘)」ウイルスに今年に入って21人が感染したことが確認された。モコキ保健相が25日、明らかにした。
モコキ氏は憂慮すべき事態ではないと述べたものの、国民に手洗いなどで予防するように呼び掛けた。同国での感染は主に北部で広がっている。隣接するコンゴ(旧ザイール)では変異株がまん延し、今年570人以上が死亡した。
エムポックスはアフリカで急拡大しており、アジアやヨーロッパでもウイルスが検出されている。流行を受け、世界保健機関(WHO)は緊急事態を宣言した。 (C)時事通信社
エムポックス21人感染=コンゴ共和国
(2024/08/26 12:35)