誰もがはきたくなるおむつを―。大阪・関西万博の会場で24日、カラフルで多様なスタイルの「未来のおむつ」を着用したモデルによるファッションショーが開かれた。
 大人のおむつをはくことに対する恥ずかしさや抵抗感をなくそうと、一般社団法人の日本福祉医療ファッション協会が企画。代表理事の平林景さん(47)は「スカートやズボンよりかっこいいおむつが現れたとき、世の中がどうなるかの社会実験。おむつに対するネガティブなイメージを変えたい」と趣旨を説明する。
 ショーには、車いすや義肢のユーザーを含めた約30人のモデルが出演。服や靴と調和させた、ふんどしやショートパンツ型などさまざまなタイプのファッション性の高いおむつが披露された。 (C)時事通信社