【ビジネスワイヤ】スペインの製薬会社フェレールは、進行性核上性まひ(PSP)治療薬候補FNP-223に対して、米食品医薬品局(FDA)のファストトラック指定を受けたと発表した。この治療薬候補は、フェレールがスイスのバイオテック企業アセニューロンからライセンスを導入し、PSPの発症を遅らせる目的で開発中で、第2相臨床試験が行われている。前臨床試験では、PSPの病因であるタンパク質の異常蓄積に予防効果を示した。フェレールは、PSP患者における安全性と有効性の証明を目指している。(C)時事通信社