鶴保庸介沖縄担当相は31日の沖縄振興審議会で、沖縄県の学生を対象とする奨学金創設を検討する考えを明らかにした。同県の調査で、子どもの貧困率が全国平均の2倍近くに上る深刻な実情を踏まえ、進学率を押し上げて人材の育成につなげる狙いだ。
 席上、鶴保氏は「全国の取り組みに加え、沖縄独自の奨学金の創設を考えている」と表明。文部科学省が今年度から始めた給付型奨学金とは別に、沖縄県出身の学生に特化した奨学金が念頭にあるとみられる。出席していた同県の翁長雄志知事はこの後、記者団に「期待している」と語った。 (C)時事通信社