【ニューヨーク時事】国連児童基金(ユニセフ)は14日、先進41カ国における子供の貧困や格差、教育など10分野の状況を順位付けした報告書を公表した。日本は質の高い教育や飢餓解消で上位に入る一方、格差による不平等の解消は32位とワースト10位にとどまった。貧困撲滅も、調査ができた37カ国中23位だった。
 貧困や格差の順位は、世帯所得の差などを基に算定。両分野とも上位3位はノルウェーなど北欧諸国が独占した。
 日本は、飢餓の解消が1位、健康福祉は8位、質の高い教育は10位と上位にランクイン。一方、子供の貧困を社会福祉などで効果的に緩和しているかどうかを示す貧困撲滅の指標は18%と、調査対象国の平均37.5%を大幅に下回った。世帯所得が中央値の6割未満の相対的な貧困状態にある子供は18.2%(平均21%)だった。 (C)時事通信社