高額なC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品が流通した問題を受け、厚生労働省の有識者検討会は21日、再発防止策を示した中間報告を取りまとめた。報告を受け、厚労省は卸売業者などに仕入れ先の身元確認を義務付ける省令改正を夏ごろまでに行う。検討会は年度内にも最終報告をまとめる。
 ハーボニーの偽造品は卸売業者が複数の個人から購入して転売、流通した。取引の際に氏名は確認していなかった。
 中間報告は卸売業者や薬局に対し、許可証や身分証で仕入れ先の身元確認を徹底するよう提示。氏名や住所だけでなく、医薬品のロット番号や使用期限を記載した書面を保存することも提案した。 (C)時事通信社