医薬品原料メーカーの山本化学工業(和歌山市)が風邪薬に使われる解熱鎮痛剤アセトアミノフェンに中国製品を混ぜていた問題で、和歌山県は28日、医薬品医療機器法に基づき同社に業務停止命令を出した。期間は29日~7月20日の22日間。併せて、組織体制再編などの業務改善命令を出した。
 県によると、同社は2009年から、アセトアミノフェンを製薬会社に出荷する際、別に仕入れた中国製品を無届けで自社製品に混入するなどしていた。15年からは抗てんかん薬の製造時に使う溶媒も国産の別の製品に変更していたのに、いずれも原薬等登録名簿の変更など必要な手続きを怠った。出荷された製品の品質に問題はなかった。 (C)時事通信社