山梨県立中央病院(甲府市)は5日、約3万7000錠の睡眠導入剤(ゾルピデム)を紛失したと発表した。同病院は盗まれたとみて、県警甲府署に被害届を出した。
 同病院によると、薬剤師が3日朝、ゾルピデムが急に減っていたことに気付いた。さかのぼって調べた結果、昨年8月~今月3日までに盗難に遭ったとみられ、約3万7000錠不足していた。保管していた薬剤部の部屋は、薬剤師が不在のときは施錠されているという。
 神宮寺禎巳院長は5日夜に記者会見し、「安全安心な医療を提供すべき基幹病院として、このような事件が発生し、誠に申し訳ない」と陳謝した。 (C)時事通信社