精密機器大手のコニカミノルタは6日、政府系ファンドの産業革新機構と共同で、がんなどの遺伝子診断を手掛ける米国のアンブリー・ジェネティクス(カリフォルニア州)を買収すると発表した。買収額は8億ドル(約880億円)。コニカミノルタが60%、革新機構が40%を出資する。10月に手続きが完了する予定。
 コニカミノルタと革新機構は、アンブリー社の業績が今後2年間に向上した場合、追加で最大約220億円を支払う。
 コニカミノルタは医療分野を新たな収益の柱と位置付けている。遺伝子診断は、個々の患者に応じた投薬や治療を行う「個別化医療」を支える技術。山名昌衛コニカミノルタ社長は6日の記者会見で「買収をきっかけに個別化医療に本格参入する」と述べた。 (C)時事通信社