NECと国立研究開発法人、国立がん研究センターは10日、人工知能(AI)を活用した大腸がん検査の支援システムを開発したと発表した。内視鏡検査で医師の見逃しを防ぎ、がん発見の精度を高めるのが狙い。2019年度にも臨床試験を実施し、実用化を目指す。
 NECが開発したAIに、ポリープと大腸がんの画像約5000枚を学習させた。医師が患者の大腸内を実際に確認する際に、AIが画面上でがんなどの可能性がある部位を指摘する。
 大腸がんは内視鏡検査で早期に発見、切除すれば死亡率を大きく下げることができる。ただ、医師の診断能力には差があり、見逃しが問題となっている。このため、がん研究センターが画像認識で高い技術を持つNECと共同で開発を進めていた。 (C)時事通信社