国民生活センターは13日、プエラリア・ミリフィカというタイ原産の植物の成分を含む健康食品で月経不順や不正出血などを起こしたとの相談が2012年度以降、各地の消費生活センターに計209件寄せられたと発表した。「豊胸」「美肌」など美容効果を示唆して販売されているが、同センターは安易な摂取を控えるよう呼び掛けている。
 相談内容は嘔吐(おうと)や腹痛といった「消化器障害」(76件)が最多で、発疹などの「皮膚障害」(59件)、「月経不順・不正出血」(33件)が続いた。
 プエラリア・ミリフィカは女性ホルモンに似た作用を持つデオキシミロエストロールなどの成分を含む。同センターがインターネット上で売られている同植物を使った健康食品12点を調べたところ、3点で身体的作用が出ると推測される量より多いデオキシミロエストロールなどが検出された。不正出血などの根本的な原因は不明だが、同センターはこうした成分が影響していると判断した。 (C)時事通信社