神戸市の助産院に「赤ちゃんポスト」を設置することを断念したNPO法人「こうのとりのゆりかごin関西」(大阪府箕面市)は14日、この助産院で来年3月ごろ24時間体制の面談業務を始めると発表した。望まない妊娠や生活困窮などで養育に悩む母親らの相談を受け、必要に応じて行政機関の紹介や金銭的な支援などを行う。
 面談業務を始めるのは、神戸市北区の「マナ助産院」で、助産師10人体制で応じる。専用の玄関や面談室を敷地内に作り、プライバシーを確保。匿名での相談も可能で、それぞれの事情に合わせて児童相談所への同行支援や通報などの対応も取る。
 これに先行する形で、12月からは電話相談も開始。緊急性を伴う場合は専用回線で24時間、助産師らが相談を受ける。永原郁子院長は「(子どもの)生命を守ることが大優先。それぞれのケースに合わせた対応を考えていきたい」と話した。 (C)時事通信社