医師免許が無いのに患者の血液を診断し、医薬品を販売したとして、愛媛や京都など4府県警の合同捜査本部は18日、医師法違反容疑などで、健康商品販売会社「アムスジャパン」(松山市)の元代表取締役、杉喬夫容疑者(70)=同市小栗=を、医薬品医療機器法違反容疑で同社高知支店元責任者、今井俊介容疑者(36)=高知県日高村下分=をそれぞれ逮捕した。愛媛県警によると、杉容疑者は自称医学博士で、一部容疑を否認している。
 杉容疑者の逮捕容疑は2015年2月~16年6月ごろの間、7回にわたり、東京都港区のホテルなどで、愛媛県内の女性ら7人の血液を医師免許が無いのに診断。今井容疑者と共謀し、この女性を含む11人に、無許可で医薬品を販売していた疑い。これまでに健康被害は確認されていないという。
 県警によると、杉容疑者らは19都道府県の30カ所で約1700回の血液診断を実施し、36都道府県の約500人に医薬品を販売。約1億2000万円の利益を得ていたという。 (C)時事通信社