【ワシントン時事】米下院共和党は18日、2018年度(17年10月~18年9月)の予算案を公表した。国防費を増やす一方、社会保障費を削減し、27年度までの10年間で財政収支の黒字化を目指す。トランプ政権で初めてとなる予算編成が本格化するが、共和党内では社会保障費のさらなる切り込みを主張する保守派と、低所得者補助を重視する穏健派の溝が深く、難航は必至だ。
 予算案では国防費を毎年増額。一方で、低所得者向け食料補助などの義務的経費を10年間で計2030億ドル(約22兆7000億円)以上削減する。27年度の財政収支は90億ドルの黒字に転換すると見込んでいる。
 18年度の歳出は4兆240億ドル。国防関連の裁量的経費(政策経費)に6215億ドル、非国防関連に5110億ドルを計上した。 (C)時事通信社