富士フイルムは19日、同社が開発しているアルツハイマー病の治験薬が、原因物質の一つとされるタンパク質の一種「リン酸化タウ」を減少させる効果を確認したと発表した。他の製薬会社と組んで世界各国で開発や認可取得を進め、2021年にも新薬として販売を開始したい考え。
 同社によると、米国での臨床試験で治験薬「T-817MA」を投与された患者は、脳脊髄液に含まれるリン酸化タウの減少が確認された。また、アルツハイマー病と診断されてから約2年半以内と発症からの期間が短い患者の場合、他人との会話に支障を来すといった認知機能低下の進行が大幅に抑制されたという。 (C)時事通信社