【ワシントン時事】トランプ米大統領は19日、医療保険制度改革(オバマケア)の見直しが上院で頓挫の危機に直面している問題で、与党共和党の上院議員を前に「代替制度ができるまでワシントンを離れるべきではない」と、夏休み返上で法案を通過させるよう迫った。
 トランプ氏は、上院で前日、オバマケア撤廃を先行させる執行部の試みが失敗したことを受け、50人近い議員をホワイトハウスの昼食会に招待。共和党内の対立で法案採決のめどが立たない状況に「何もしない選択肢はない」と不満をあらわにした。
 オバマケアの撤廃と代替は、トランプ氏が公約に掲げた看板政策。議会予算局(CBO)が19日公表した上院案の最新試算では、2026年までの10年間に無保険者が3200万人増える見込み。可決に必要な過半数の確保は絶望的だ。 (C)時事通信社