【カイロ時事】世界保健機関(WHO)などは26日、内戦とコレラの感染拡大が続くイエメンで子供の約80%が緊急の人道援助を必要としているとして、国際社会に「前例のない対応」を訴えた。
 WHOと国連児童基金(ユニセフ)、世界食糧計画(WFP)の国連3団体が共同声明を発表した。イエメンでは、過去3カ月でコレラ感染が疑われる1900人近い死者が出ているが、声明では「世界最大の人道危機のさなかに、世界最悪のコレラ流行に襲われている」と指摘した。
 さらに、約200万人の子供が極度の栄養失調に陥っており、「国民の6割は、次に口にできる食事をどこで入手できるか分からない状況だ」と強調。「栄養失調でコレラを患い、病気が栄養失調を招く。悪い組み合わせだ」と強い懸念を示した。 (C)時事通信社