【ニューヨーク時事】第一三共は1日、高血圧症治療剤「ベニカー」(一般名オルメサルタン)などをめぐり米国で起こされた製造物責任訴訟について、最大3億ドル(約330億円)を支払うことで原告側と和解合意したと発表した。
 ベニカーなどをめぐっては、重い下痢などの胃腸疾患を引き起こす恐れがあるとして、最初の原告が2014年1月に提訴。その後、同様の訴えが全米で相次ぎ、原告の数は約2300人に膨らんでいた。
 同社は和解合意について「法的責任を認めるものではないが、早期解決を図ることが最善と判断した」と説明。和解金は大半が保険で賄われるため、業績に大きな影響はないとしている。 (C)時事通信社