総務省消防庁は21日、7月に熱中症で救急搬送された人が全国で2万6702人に上ったと発表した。前年同月比43.0%増で、2008年に搬送者数の統計を取り始めて以降、7月としては最多。搬送者のうち31人が死亡し、607人が重症だった。
 本州付近が高気圧に覆われ、北日本や西日本で月間平均気温が例年よりかなり高かったことが要因という。
 搬送者数は全都道府県で前年同月を上回った。都道府県別では、北海道が4.3倍の899人。この他、青森、岩手、宮城、山形、福島で2倍以上になった。また搬送者のうち65歳以上の高齢者は1万3337人で、49.9%を占めた。
 消防庁は引き続き厳しい暑さが続く可能性があるとして、小まめな水分補給のほか、外出時には涼しい所で適宜休憩を取るよう呼び掛けている。 (C)時事通信社