岐阜県高山市の介護老人保健施設「それいゆ」で入所者3人が相次いで死亡した問題で、県と市は21日、介護保険法に基づく2度目の立ち入り調査を22日午前から行うと発表した。2度の立ち入りは異例で、事態の重大性を考慮した。
 施設では7月31日、入所者の男性(80)が食べ物を喉に詰まらせ死亡した。今月6日には女性(93)が居室で頭を強く打ち、翌日に死亡。別の女性(87)は肋骨(ろっこつ)骨折などで13日に死亡した。15、16日には90代の女性2人が肺挫傷などで入院した。
 県は施設から報告を受け、17、18の両日にわたって立ち入り調査を実施したが、死亡の経緯には不透明な点も多く、真相解明に向けてさらに調査が必要と判断した。 (C)時事通信社